全校生徒からハブられた話⑤
全校生徒からハブられても
私は学校に通い続けてた。
学校から逃げる事で親に心配を掛けたくなかったし
「可哀想」な自分になるのに耐えられなかったから。
学校に行かなくなれば
田舎だからそんなのすぐに親の間にも広まる。
そしたら私は子どもからはハブられ
大人からは可哀想がられる事になる。
私はどうか普通でありたかった。
家ではどうか普通の幸せな子でいたかった。
(後々機能不全家族だったって気付くから
全然普通では無かったんだけど…)
今日学校であった事なんかも
自分は盛り上がりの輪に入ってなかったけど
あたかも自分もその楽しい空間を友達と
共有してたかのように話してた。
何やってんだろ自分……
って感じはあった。なんか、虚しいなって。
でも止めるわけにはいかなかった。
学校の休み時間とか、本当地獄。
何もする事ないけど
何もしてなくても何かしてても悪口は絶えない。
だから只管寝たふりしたりしてたなあ…。
そのまま本当に寝ちゃう事もあって、
それは寧ろラッキー 笑
嫌な思いしないで時間経過してるから。