全校生徒からハブられた話⑦
毎日耳に入ってくる黒い言葉達。
何をしても「きもい」。
何もしなくても「きもい」。
「きっもww 死ねよw」
なんできもかったら死ななきゃいけないんだろう。
何の因果もないけど
当時って学校が世界の全てだったから
全部を真正面から受けて辛かったな。
次に死ねよって言われたら窓から飛び降りようかな
って思うようになっていった。
自分の言葉で人が死んだら
一体どんな顔するんだろう。
どんな事を思うんだろう。
言葉の重みに気付いてくれるのかな。
って考え始めたらそれがベストな解決策な気がしてた。
私は辛さから解放されるし
皆んなは言葉の重みに気付くだろうし。って。
視野狭窄してたんだろうな。
けど、本当に飛んでやるって思ってた。
飛んで、みんなの呆気にとられた顔見れたら
どんなにスッキリするかな!って
毎晩毎晩
死ねよって言われたら飛ぶんだって思って
それを想像しながら寝てた。
逆に、いつでも飛べるって思いを持つ事で
耐えられていた気がする。
けど決意すると悪口は耳に入るけど
死ねよって言われてる事が思った程多くなくて
結局飛ぶ事は無かった。
頭おかしいなって今は思うけど
今日も死ねって聞こえなかった
って少し残念だったりした。
飛ぶって決めたら飛ぶ事が発表会の発表みたいな
早く誰かに見せたいな!みたいな
気持ちになってた。